Facebookオーディエンスネットワークを試してみたら?(事例紹介含む)

♦ オーディエンスネットワークとは?

オーディエンスネットワークは、いわゆるアドネットワークのようなもので、Facebook広告を提携したデベロッパーアプリにも配信ができるというものです。

オーディエンスネットワークを活用することで、FacebookのアクティブユーザーをFacebook以外の場所でもターゲティングすることが可能になります。

また、オーディエンスネットワークは、Facebook広告の既存の機能、例えば精度の高いユーザーターゲティングやコンバージョン計測など、広告効果を高めるあらゆる機能をそのまま利用することが出来ます。

そんなオーディエンスネットワークは、ターゲットリーチの拡大において魅力的なサービスであるのにも関わらず、国内での利用率は米国に比べてまだまだ少ないのだそうです。 その要因は、”仕様がよく分からない”、”効果が出るか不安である”、などの理由が多いと思います。

ただ、Facebook広告は新しいサービスや手法が効果的であることが多い(!)ので、今回試してみることにしました。

 

♦ Facebookオーディエンスネットワークの設定方法は?

Facebook オーディエンスネットワークは、すでにモバイルニュースフィードのキャンペーンを実施している場合は自動的に配信が許可されています。

設定は [広告セット] → [配置] から確認できます。
配置にある「オーディエンスネットワーク」のチェックをクリックすると配信が開始されます。(1クリックで開始が出来るのです!)

尚、オーディエンスネットワークは、Facebook広告キャンペーンを拡張するためのもので、単体での購入はできません。(モバイルニュースフィードの掲載とセットで実施が条件となります。)

 

fb_audience_network_setting

 

さらに、新たに素材(広告の画像とテキスト)をアップロードする必要はありません。

オーディエンスネットワークでの広告は、ニュースフィードに掲載されるFacebook広告(LinkADの原稿など)と同じ画像とテキストを使用します。

 

▼入稿したLink広告

fb_audience_network_select1

前述した配置にて「オーディエンスネットワーク」にチェックをいれると広告プレビューの選択肢に上記のように青枠項目が追加される。

▼オーディエンスネットワーク・インタースティシャル
(フルスクリーンのインタースティシャル)

▼オーディエンスネットワーク・バナー
(320×50ピクセルのバナー)

 

fb_audience_network_select2

それぞれのプレビュー項目をクリックすると上記のように広告プレビューイメージが表示される。
※環境によりアプリ上の表示が異なる場合あり。

尚、Facebookからは3種類のフォーマットでの利用が案内されている(320×50ピクセルのバナー /フルスクリーンのインタースティシャル /広告が表示されるアプリのルックアンドフィールに合わせたネイティブ広告)が、ネイティブ広告はプレビュー確認が不可。
また、オーディエンスネットワークの利用は現在、ウェブサイトにトラフィックを誘導するモバイルアプリインストール広告、モバイルアプリエンゲージメント広告、リンク広告に限定されてる。

 

それぞれのプレビューを詳しくみていきます。

 

▼オーディエンスネットワーク・インタースティシャル
(フルスクリーンのインタースティシャル)

fb_audience_network_ad_image_1

  • プロフィール画像が中央に配置される。
  • リンク見出しはプロフィール画像の下に配置。(15文字程度推奨)
  • 投稿テキストはそのリンク見出しの下に表示。(60文字以内推奨)
  • 画像は横長から正方形へ表示が切り変わりますが、画像が左右へ自動でスライドし、写真全体が表示されるように対応されている。

 

▼オーディエンスネットワーク・バナー
(320×50ピクセルのバナー)

fb_audience_network_ad_image_2

  • プロフィール画像が左に配置される。
  • バナーはローテーション表示。はじめに「本文テキスト」が表示されて、次に「リンク見出し」+「リンク表示」が掲載される。
  • 投稿テキストは20文字程度推奨。
  • リンク見出しは7文字程度推奨。

尚、広告作成時にCTAボタンを設置した場合は、選択したものと同じCTAが維持される。 (今回のように「詳しくはこちら」 のCTAボタンを設置の場合はプレビューにある緑のボタンも 「詳しくはこちら」 になる。)

▼2015年8月からカルーセル広告や自動再生ビデオ広告がFacebookオーディエンスネットワークでも使用可能になりました!

オーディエンスネットワークでは、「インタースティシャル版」としてカルーセル広告の使用が可能となります(下記)。リリースして間もないため、効果などについては、分かり次第改めて事例を発表します。

fb_audience_network_carusel_cr

♦ 事例紹介:「オーディエンスネットワーク 」の効果

教育サービスクライアント様のリード獲得や資料請求促進を目的にした広告実施の際に、「オーディエンスネットワーク」を試してみました。KPIはサイト誘導の最大化です。

オーディエンスネットワークを試すに至った経緯としては、

  • 高校生などの10代をメインターゲットにした場合、オーディエンスが少ない。
  • ターゲットが少ない為、WEBサイト誘導単価が高騰傾向にある。
  • 資料請求へ繋げるためにリターゲティング配信を検討していたが、もともとのオーディエンスが少ない為、オーディエンスの蓄積に苦戦している。

以上の内容がありました。

Facebook内では確保が難しかったターゲットでしたが、同じ条件のターゲティング設定のまま、オーディエンスネットワークを実施すると、以下の効果が得られました。

fb_audience_network_results

※モバイルニュースフィードのみで実施したキャンペーンとの比較

広告配信先が広がることは、新たなユーザーへのアプローチに繋がります。効果を体感できて満足な結果を得ることができました。

♦ Facebook「オーディエンスネットワーク」のすすめ

メディア接触時間の中でスマートフォンの利用比率が高くなっている現在、モバイルアプリにも広告を配信することで、正確且つ大規模にリーチを広げることが実現可能です。

また、オーディエンスネットワークは、Facebookブランドを損ねない高品質なパブリッシャーにのみ広告を配信する仕組みですので、配信先のクオリティーも担保されています。

ネットワーク全体の品質を保つために、人間の目で確認されたパブリッシャーだけが採用されているとのことです(※下記参考URL参照)。

すでにモバイルニュースフィードへ広告を掲載している案件があれば、キャンペーンの成果を最大化する一助となりうる「Facebook オーディエンスネットワーク」を、ぜひ一度お試しください!

 

参考URL

コミュニティ規定 https://www.facebook.com/communitystandards
プラットフォームポリシー https://developers.facebook.com/policy
オーディエンスネットワークポリシー https://developers.facebook.com/policy