新たに発表されたFacebook pixelはなにができるの?

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Facebookのウェブカスタムオーディエンスピクセルとコンバージョンピクセルについて

 

ウェブカスタムオーディエンスピクセル(リターゲティングタグ)

Facebookの「ウェブサイトのカスタムオーディエンスピクセル」をサイトに設置することで、サイトに訪問してきたユーザをリターゲティングすることが可能になります。

 

コンバージョンピクセルについて

Facebookのコンバージョンピクセルについて、広告に接触したユーザが、商品購入や問い合わせ等のコンバージョンを計測するために必要となります。また、広告配信時に特定のコンバージョンピクセルを指定して、そのコンバージョンに対して広告配信の最適化を行うことも可能となります。

 

ウェブカスタムオーディエンスピクセルとコンバージョンピクセルが統合されたFacebook pixel(フェイスブックピクセル)が新たに登場

 

Facebook社は、これまでウェブカスタムオーディエンスピクセル、コンバージョンピクセルとそれぞれで独立していたピクセルを統合し、Facebook Pixelとして新たに発表しました。すでに6月16日から徐々にロールアウトされています。

 

 

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今回のFacebook pixelの主なポイントは:

  • 計測・最適化:コンバージョン計測機能やコンバージョンへの最適化機能も搭載
  •  読み込みの高速化:ピクセルのロード時間は従来のタグと比べて3倍早くなリました
  •  パフォーマンス可視化: ピクセルのパフォーマンスがグラフ・数値で可視化され、わかりやすくなりました
  • シェア機能:カスタムオーディエンスタグのシェア機能が実装されました
  • デバッグ手段が容易に:新たに提供されたデバッグコンソールにより、トラブルシューティングが以前に比べて簡単になりました

 

アップグレード内容

 

Facebook Pixelの作成について

コンバージョンピクセルとウェブカスタムオーディエンスピクセルはコード上統合されました。そのため、広告でコンバージョンピクセルを設定する場合は、あらかじめFacebook pixel(共通コード)を貼り付け、下記のようにFacebookが用意している「スタンダードイベントコード」をピクセルコードに追記し、コンバージョンページへ貼り付ける必要があります。その後、広告キャンペーン作成を行う際に最適化配信オプションとしてどのコンバージョンピクセルに最適化するかを選択することが可能となります。

 

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ピクセルのパフォーマンスが可視化された管理画面

 

設定された各ピクセルのトラフィック状況を確認できる管理画面もロールアウトされました。

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基本項目は以下の通りとなっています。

  1. 集計期間:日付を指定もしくは期間を選択
  2. [広告をを作成]:キャンペーン作成画面へ遷移
    [オーディエンスを作成]:リターゲティング用オーディエンスの作成画面へ遷移
    [アクション]:ピクセルコードを表示/ピクセルコードをメールで送信/ピクセルを共有
  3. トラフィックデータ: ピクセルからのコール数をグラフで表示(点線はまだ集計が終わっていない日を示します)
  4. 基本情報:作成日や最後にリクエストがきた時間などを表示
  5. カスタムオーディエンス:このピクセルから作成された カスタムオーディエンスの一覧が表示されます
  6. フィルター:トラフィックの内訳を、URL/ドメイン/デバイス/ イベント別にみることができます

 

ピクセル共有機能により、他の広告アカウントでも利用することが可能に 

ウェブカスタムオーディエンスのピクセルをシェアすることが可能となりました。ただし、シェアした場合、そのピクセルに今まで溜まっていたオーディエンス情報は一旦リセットされますので、再度オーディエンスが溜まるのを待つ必要があります。
ピクセルをシェアするには、Business Manager上で、共有したい広告アカウントや、広告代理店に対して紐づけることで可能です。

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今回のアップデート内容をうけての所感

今回のアップデート内容は、ピクセルのパフォーマンス可視化や、広告配信のパフォーマンス改善など挙げられていますが、より広告主および、広告運用者の目線で役立つものは何かを考え、アップグレードしてきているなと感じとれます。
広告主の直面するシチュエーションとして、これまで使用していた代理店との取引を中止し、別の代理店を使用するケースが多々起こり得ます。その場合、従来のピクセルでは、新しい代理店が発行する広告アカウントで、今まで使用していたピクセルが使えず、ピクセルを再度何個も作成し、貼り替えることが必要です。
しかし今回のFacebook Pixelは、広告主が主導して、ピクセルをマネジメントすることが可能となり、広告主側の自由度に大きく貢献するものになったと思います。