今だからこそ考えたい!ソーシャルログインのベストプラクティス

 

皆様こんにちは。

「Facebook IDでログイン」、「Twitter IDでログイン」等、ソーシャルアカウントで会員登録やログインができるソーシャルログイン機能が設置されたWebサイトやモバイルアプリを皆様も目にすることが増えてきていることと存じます。
Facebookも先日、「Facebook Login実装時のチェックリスト」なるものを公開しました。

このように、ソーシャルログインの普及が広まりつつある今だからこそ、ソーシャルログインを実装する上で気を付けておきたいことをいくつかご紹介したいと思います。

1.目立つ場所に設置しよう

今更ながらではありますが、せっかく実装したソーシャルログインはできるだけユーザに分かりやすい場所に設置したいものです。

一般的な傾向として、ユーザは会員登録やログイン機能を探す際にページの右上の部分を見る傾向にあると言いますので、右上というのは最も理想的なソーシャルログインの設置場所の1つと言えます。

せっかく実装したソーシャルログイン機能ですので、是非とも多くのユーザに気付いてもらえる場所に設置したいものですね。

2.ユーザ情報の利用用途を明確に

ソーシャルログインでは、ログインを実行したユーザのソーシャル上のアカウント情報にアクセスすることが可能となります。ログインをこれからしようとするユーザにとっては、どんな情報に何のためにアクセスするのかとても気になるところですね。
実際に、GIGYA社が2012年11月に実施した意識調査では、約半数のユーザが自身の情報へのアクセスを嫌いソーシャルログインを回避すると回答しています。
ユーザのこういった疑問に真摯に向き合うことが、ソーシャルログインのコンバージョン向上には欠かせないことが伺えます。

Part2大抵の場合、ソーシャルログインはOAuth2というプロトコル(連携方式)で実行されます。右のFacebookの例のように、ユーザの情報を保持しているFacebook(プロバイダー)を介して、ユーザ本人に対して「どんな情報にWebサイトがアクセスしようとしているのか?」が明示され、ユーザが明示的に許可をした場合(「OK」ボタンを押した場合)に、その情報へのアクセスが可能となります。

ソーシャルログイン可能な多くのSNSプラットフォームでこの方式が採用されているため、大抵の場合は「どんな情報にアクセスするのか」についてユーザが許諾した上でソーシャルログインが実行されることになります。

ただし、これだけでは「何のためにその情報にアクセスするの?」ということに対して許諾を得たことにはなりませんね。
取得した情報の利用用途はサイト毎に異なるため、サイト運営者として説明をする必要があります。ソーシャルログインを設置した際には、利用規約やプライバシーポリシーに取得するソーシャルデータの内容や利用用途を明記することをお勧めします。

このように、取得データに関する透明性を確保することがユーザとの信頼関係の構築に繋がると言えます。

3.要求するアクセスデータやパーミッションは最低限に

ソーシャルログイン時の認証では、データへのアクセス許可だけでなく、サイトコンテンツの共有(Facebookであればユーザのウォールへの投稿)といったアクションに対してのパーミッションの許可を求める事も可能です。
ですが、多くのパーミッションを要求すればするほど、ユーザが認証を拒否しソーシャルログインが成立しなくなる確立が高まります。
(※Facebookの調査では、一度に5つ以上のパーミッションを要求すると、ユーザの認証拒否率が格段に上がると報告されています。 ⇒ こちらをご参照。)

しかし、サイトやアプリを運営する側としては、アクセスできるデータや許可されるアクションが増えるほどユーザエクスペリエンスの向上策のバリエーションが増えるので、できれば多くのデータにアクセスしたり、ソーシャルと連携するアクションを増やしたいと思う事が多いのではないでしょうか?

このような場合には、「段階的なアプローチ」を実施することをお勧め致します。
例えば、最初の入り口となるソーシャルログインでは最低限の情報やパーミッション取得に留めておき、プレミアムユーザに昇格するには更なる情報へのアクセスを要求する。ECサイトの場合であれば、購入後に購入体験をSNSにシェアする際に初めてShareのパーミッションを要求する。
このように、ユーザの、サイトやアプリ上でのアカウント種別やアクションバリエーションの段階に合わせて許諾の内容を最適化することにより、多くのユーザにとって違和感の無いアプローチを実現することが可能となります。

 

冒頭に挙げましたFacebookのチェックリストや、先日ポストされたFacebook開発社ブログ(Facebook Loginのコンバージョン向上策)など、Facebook社自身がユーザエクスペリエンスに対する配慮の姿勢を強化し、Facebookインテグレーションを行う開発者や3rd-Partyサービスベンダーへも対応を求める傾向にあることが伺えます。
FacebookのPMD(Apps)であるGIGYA社も、Facebook社と密接に連携しこのようなユーザエクスペリエンスの強化活動に取り組み、自社サービスであるソーシャル化プラットフォーム:「gigya」の機能に随時反映させていく取組みを進めております。

皆様のソーシャルログイン実装やソリューションのご検討の際に少しでもお役に立てば幸いです。

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