【調査結果】ユーザーに聞いてみた、ソーシャルメディアを利用する際に気を付けていることは?

今回はMAUを意識し、月1回以上利用している人に焦点を向けて調査を行いました。今回はユーザーの利用について各サイト別に聞いた設問を2つご紹介させていただきます。

(5月の媒体説明会でも発表させていただいてますが、DAC社と共同で調査した結果をブログで紹介していきます。昨年からDAC&トーチライトではソーシャルメディアユーザーに関する調査をさせていただいております。)

多いのは「プラバシーへの配慮」「つながっている人の種類」

今回の設問の内容は「利用している際に気を付けていること」。各メディアごとに質問をしたところ全体的にも多かったのは「自分や他人のプライバシーへの配慮」「つながっている人の種類」。

“つながり”=ユーザー同士の関係性は、ソーシャルメディア利用において非常に重要な点であるということ、またここで面白いのは、利用している=発信することが前提であるがゆえの注意をきちんともっていることであると思う。DACで2011年に行った調査では投稿する人の割合は、約8割だった。ソーシャルメディアを利用するにあたり、自らの発信がどのように受け手にとらえられるか、きちんと意識しているユーザーも多いのだと思う。

設問①:あなたが以下のソーシャルメディアで投稿や発信、つながっている人とコミュニケーションをとる際に、気をつけていることとして、あてはま る ものを全てお選びください。(MA)(月1回以上利用しているユーザー :Facebook=373,mixi=386 ,Twitter=449)

mixiユーザーの反応は特に高い。プライベートグラフの特徴か。

媒体別に注目してみると、mixiを使っているユーザーは各項目において意識が高い。ちなみにこちらの調査は、”各メディアを利用する際に”と聞いているので、もし2メディア以上使っている場合も各メディアごとの意識の仕方を質問している。

特に大きく差がでていた項目が、「投稿の公開範囲」だ。Facebookでも今年に入って、グループ分け機能ができたが、mixiは2008年頃から、マイミクをリスト化できる機能を提供している。「上司には見られたくない」「仲良しだけにはみてほしい」そんな日記やつぶやきを自分のマイページに投稿しているのがmixiである。その結果ともいえるだろう、今回の結果ではmixiは「投稿の公開範囲」を気にしているが、一方、Twitterは(もちろん機能がないこともあり)mixiの半分程度まで落ちている。ユーザーの「見せる範囲」は投稿を左右させ、メディアの違いとしてはっきり影響を与えていることがわかる。

Twitterはオープンな環境であるということも影響してか、「プライバシーへの配慮」「言葉づかい」に気を付けていることがわかる。ダダ漏れと呼ばれるTwitterだが、ユーザーにとっては”公共の場”としての利用が浸透していることがうかがえるのではないだろうか。

時間帯への意識はあまり高くない?利用時間はアフター6!

設問①ではあまり意識の高くなかった「時間帯」。微量だが、Facebookが少し意識が高いようにも見えるが実際にユーザーが利用している頻度の高い時間帯はいつなのか。別の調査結果をご紹介。

設問②で聞いたところ、平日の18時~0時と休日の18時~0時が多いという回答だった。企業アカウントについては、もしかすると朝おはようございますという投稿をされているケースも多いかと思うが、営業時間外に値する時間が最も利用頻度が高いといえる。予約投稿などを使うのもこの手かもしれない。(実際に友人の投稿数も増えることが予想されるので、一概に夜投稿すれば効果がいいというものではないと思う)

設問②:あなたが各ソーシャルメディアにアクセスしている時間として、頻度が高い順から3つお選びください。(3つまで)(月1回以上利用しているユーザー :Facebook=373,mixi=386 ,Twitter=449)

アンケート結果から見えるもの

今回の設問、項目の選び方にも偏りがあったのかもしれないが、やはりソーシャルグラフ自体のユーザーに及ぼす影響は多いように思う。企業はソーシャルメディアを活用する際に、「いかにユーザーに関連ワードを投稿してもらうか」を考えるが、Facebookやmixiはシェアを強要したキャンペーンはNGを出している、といった少し企業のプラットフォームの間にあるニーズとルールの溝は実は、こういったユーザーのつながりへの配慮を守る観点であることを忘れてはいけない。「投稿させること」が目的になるのではなく、企業のメッセージに共感したユーザーが安心して「投稿したあと友人との会話につながる」それが理想なのだと思う(アイディアを考えるうえでも、難しいですが)また、意外とあるのではないか?と思っていた「時間帯」「投稿の頻度」などにはあまり意識は高くない。

※ぼやき※ mixi、Twitter、Facebook。今1,500万人を超えるサービスが今後ユーザーにとってどういった存在になるのか、ユーザーのインサイトを知ることはとても重要なことだと感じます。「拡散性」=ユーザーの友人の数が多いほど拡散するという考え方と、「コミュニケーションの深度」に関する考え方は意外と人によって異なります。たとえば、Facebookのリスト機能を使って家族のリストを確認する人にとっては、通常のニュースフィードよりも「家族」からの情報の方が目につく可能性は高まると思います。拡散性の高さをはかろうとすると量にいきがちですが、本当に大切なのはユーザーの目にとまることです。あくまで「つながり」の中で情報を受け取るのがソーシャルメディアであれば、その中で選ばれるコンテンツを企業が提供できるか否かが勝負なのであると思います。つながりというユーザーにとっての情報ソースがあって、コンテンツ自体が奪い合う、それがソーシャルメディアの利用時間なのかもしれませんね。シェアされる範囲が狭い=拡散性はないのではなく、目につく可能性は高まるのだと思います。そうなると、単純にレポートで必要な項目は投稿数だけではない、つながった人がみた数や反応につながる数を把握していくことがとても重要です。

(トーチライト 企画室 川下のぞみ)

※調査結果に関するお問い合わせ:http://www.torchlight.co.jp/contact/

◇調査概要◇———————————————————————————————–

調査方法 :インターネット調査

調査実施期間 :ü2012年4月25日~4月26日

調査対象者:15歳~99歳の男女

調査エリア:全国

集計・分析対象者の定義:(広告・インターネット関連サービスを職業で選択した者を除く)ブログサービス、mixi、facebook、twitter、のいずれかを1年に1回以上利用している人:1,000サンプル(そのうち、今回のグラフはmixi、facebook、twitterのいずれかに月1度以上利用している人の数値のみを抜粋)