Creative Hubの主な機能と使い方

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2016年6月、カンヌライオンズにおいてFacebookが発表したクリエイティブ開発ツール「Creative Hub」。その後、30社以上のクリエイティブエージェンシーによるテスト運用を経て、2016年12月に一般に公開されました。

過去に効果の良かったモバイルクリエイティブの一覧や、容易にさまざまな広告フォーマットのトライアル・シェアを行える環境が用意されているため、クリエイティブ作成の一助となる大変便利なツールです。初めてFacebook広告を検討する場合や、Facebook ・ Instagram でクリエイティブの制作に携わる方々のコミュニケーションにおいても便利な機能が盛り込まれています。

作業効率化やクリエイティブのヒントを得るだけでなく、canvas広告や360度動画などいままでハードルが高かった広告のモックアップを作成でき、新しいフォーマットへのチャレンジがしやすくなるため、よりFacebookモバイル広告の効果改善が見込めます。

「Creative Hub」に関するURL :

https://www.facebook.com/ads/creativehub/?__mref=message_bubble

1.Creative Hubの機能

(1) インスピレーション

過去にFacebook ・ Instagram で配信された広告の中から、パフォーマンスの優れたモバイル向けのクリエイティブの例を閲覧できる機能です。

閲覧できる広告フォーマットの種類は以下の6つです。

・canvas

・動画

・360度動画

・スライドショー

・カルーセル

・画像

それぞれ、実際の広告の見え方に加えFacebook社による解説がついているため、自社広告を考えるヒントが得られます。また、気になった広告は、自身のモバイルへの送信や、URLの取得ができるため、実際にモバイルフィード上でどのように動作するかを確認することができます。

(2) フォーマットを見る

インタラクティブ/動画/画像/Instagram の各素材別に、利用可能フォーマットの広告例を確認したり、モックアップの作成ができます。

2.モックアップの機能

モックアップ作成では、パワーエディターにはない便利な機能がついています。

(1) 画像内テキスト量のチェック(図中①)

配信予定広告内の画像が、画像内テキストルールに反していないか確認できます。

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図1.モックアップ機能 – 1

(2) リンクのシェア(図中②)

完成したプレビューのURLを発行できるので、チーム内で共有/確認することができるようになっています。

(3) モックアップの管理

作成したすべてのモックアップは、名前を付けて保存ができ、逐次変更・登録が可能です。

ビジネスマネージャのアカウントを使えば、モックアップを作成者個人のFacebookアカウントとは別に保存できます。

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図2.モックアップ機能 – 2

おわりに

初めてFacebook広告を実施する場合や、クライアント・クリエイティブエージェンシーと広告を作成する場合、クリエイティブの細部に関してのコミュニケーションが要となってきます。新しいフォーマットのイメージをつかんだり、広告のディテールを伝える場合には実際に広告を見て確認するのが一番です。

より効率的・理想的な広告を作成するためには欠かせないツールなので、是非利用してみてください。

トーチライトでは広告出稿・運用だけでなく、クリエイティブ作成・カスタマイズのお手伝いもしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

Sherpa新機能 Creative Asset Automation(C2A)のご紹介(第2回)

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前回はC2Aに関して、まず現状のクリエイティブテストの問題点、C2Aの仕組み・機能のご紹介をさせていただきました。引き続き今回は実際に企業様でこのC2Aをご利用いただき、パフォーマンステストを実施いたしました。その有効性を実際のデータを元にご紹介いたします。さらに配信後に次回クリエイティブ作成に有効なデータを提供するレポーティング機能についてもご案内いたします。

(3) ケーススタディ

では実際に効果としてはどうなのか?という点にもご興味があると思いますので、この度通信販売化粧品会社の株式会社エトヴォス様にご協力をいただきC2Aでのパフォーマンステストを実施させていただきました。

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今回の比較分析ではC2A単体の配信ではなく、C2Aを使わないキャンペーンを同ターゲティング・同予算・同期間・同入札で設定し、現状Sherpaで設定が可能な「誘導目的」のキャンペーンで実施を行いました。

C2Aに利用した素材は以下のように、“5画像×3投稿本文×3見出し×3説明文×1CTAボタン×1URL”をアセットに入稿をしました。

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図4 C2Aパフォーマンステスト投稿素材

またC2Aを利用しないキャンペーンにおいても同じ投稿素材が配信できるように上記素材を組み合わせて50パターンの投稿を作りましたが、こちらの作成には約2時間以上の時間を要し、設定をする立場としてはかなり時間を費やしたと感じています。

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図5 配信結果

結果としては誘導・リーチ共にC2Aを利用する方が高いパフォーマンスとなることが判明いたしました。

他業種様でのテスト実施においても同様の効果が見られます。

では、要素ごとのレポートはどう見えるのでしょうか?

(4) C2Aの独自レポート機能

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図6 Sherpa画面での操作

① Sherpa広告セット一覧内のデータ別内訳より選択

② 見たいアセット種類を選択

③ アセット単位で数値の確認が可能

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図7 画像別数値参考例

各要素別の数値は.csvファイルでの出力も可能です。

各要素の効果別数値を見ることができるため、次回キャンペーンへの提案やより良い組合せの提案に活用できます。

これにより誘導キャンペーンに複数の原稿を走らせたい場合は、投稿作成の時間・誘導単価・リーチ率とあらゆる面においてC2Aを利用することでより良い効果が期待できる可能性が高いと感じています。広告原稿の組合せを複数考えるのにも多くの時間を要してしまうことを考えると配信に関わるあらゆるスタッフに時間的余裕を生ませるメリットも大きいですね。

3.まとめ

C2Aに関して現状のステータスを含め以下にまとめさせていただきます。

機能の特長

・ 画像、タイトル、本文などの要素毎に複数入稿することで、自動で組合せ

・ 配信しながらターゲットに合う要素を組み合わせ、パフォーマンスを最大化

・ 各要素レベルでレポートデータを提供

本サービスの利用メリット

・ 自動的に組み合わせて最適化配信することによる広告パフォーマンス向上

・ 大量の投稿作成作業負荷の軽減

・ 大量の広告セットを分割し、ターゲットセットを作成する作業負荷の軽減

・ 要素レベルでの広告効果分析が可能

仕様

・ キャンペーン目的:webサイトクリックのみ(今後、アプリ・CVに対応予定)

・ リンク先本数  :1本のみ

・ レポートは各要素別数字となり、組合せのレポートは不可。

・ プレビューは現状では出せない

・ 画像、本文、見出し、説明、CTA、リンク先の合計数は27本

おわりに

次々と新機能が出てくるFacebook広告ですが、トーチライトはAPIパートナーとしていち早く効果を見出せる新機能を提供していけるように努めさせていただいております。今回のCreative Asset Automation(C2A)に関しましてもベストパフォーマンスに貢献できる機能として提供して参りますのでご興味がありましたら是非ともお問い合わせください。

Sherpa新機能 Creative Asset Automation(C2A)のご紹介(第1回)

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年度末が近付いてきましたね。運用担当の皆様は3月配信の対応に着手しているところではないでしょうか?やらなきゃいけないことが山積みですが嬉しい悲鳴ですよね。パフォーマンスを維持しつつ良い結果を残して着地したいと思う今日この頃です。

初めまして!トーチライト運用マンです。

トーチライトで日々お客様の広告運用を担当させていただき、忙しいながらお客様に感謝されたり、同僚から運用の機能関して頼られたりと喜びも嚙み締めつつ新しいことにチャレンジしています。今回はトーチライトが有する運用ツール『Sherpa』に備わった新機能 Creative Asset Automation(通称:C2A) について2回に渡りご紹介させていただきます。

いきなりですが、日々Facebook広告を運用していく中でどうしても直面する事態として、

① リーチの減少

配信を続けていくとクリエイティブが枯れてゆき、関連度スコアも低下して、リーチが下がってしまう。

② 効率の悪化

①に関わることですが、そのまま掲載を続けていくと効果(誘導単価・CPA)も同時に悪化してしまう。

ということが起きがちですよね。

これらを解決するために「ターゲットの変更」や「入札単価の調整」、「クリエイティブの変更」などで運用を進めますが、そのような運用の中でも今回は「クリエイティブの変更」という点にフォーカスをしたSherpa for Facebookの新機能のご紹介です。

次のような流れでご説明してまいります。少々長めの文章となっておりますが、よろしくお付き合いください。

1.現状のクリエイティブテストの問題点

では、効果が落ちてきたのですぐに新しい画像を作って差替えてしまいましょう。と、新規画像の設定はしてみたものの効果が今一ひとつ変動しない、むしろ悪くなってしまった?というご経験ってありますよね。もちろん画像が当たれば効果が抜群に良くなる場合もありますが、Facebookの広告の要素は画像だけではないので、一概に画像だけを変えてもうまくいかないことも多々あります。

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図1 : Facebook広告(LinkAd)の構成

Facebookの広告(LinkAd)は大まかに「本文テキスト」「画像」「見出しタイトル」「説明文」「CTAボタン」という要素から広告になっています。タイトルや説明文、CTAボタンを設定しないケースもあると思いますが、大半の広告は上記全てを設定しているのではないでしょうか。

1つの広告の中にこんなに複数の要素があると複数広告を作成していざ比較分析をしてみようとすると次のような事態に陥ります。

  • 要素がわからない

  • 検証に時間がかかる

Facebookの既存レポートでは1広告は1つの広告としてレポーティングされてしまいますので、本文テキスト・画像・見出しタイトル・説明文 その他の中で、どれが一番反応がよかったのかということまではわかりません。そのため独自に設計をしてみたり、全ての組合せパターンを作成してみたりと膨大な時間をかけて設計・作成から検証までをしていく必要があります。当然全ての案件に対して同じことができるわけではなく、結果として十分なPDCAを回すことが不可能となってしまいます。

2.Sherpa 新機能 Creative Asset Automation(C2A)のご紹介

そのような課題を解決する機能として、各要素(画像、タイトル、説明文、投稿本文)を複数設定し、狭いセグメントや長期掲載によるクリエイティブの磨耗を防ぎ、要素ごとの効果を各要素単位で判断できる新しい配信の最適化手法である、Creative Asset Automation(以降、C2A)をSherpaに機能追加し、2016年12月にリリースをさせていただきました。

(1) C2Aはクリエイティブの組合せ作成工数を削減

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図2 : 通常広告の最適化とC2Aとの違い

通常設定の場合はキャンペーン配下に広告セットを設定し、その中に広告を設定していきます。この時に複数原稿を設定した場合は上記図のように広告の最適化機能が働き、効果の良いと思われるクリエイティブにimpが寄っていきます。その為、複数の原稿を設定し、それぞれの効果を見ていきたい、途中から広告を追加して効果を見たい、との場合に最適化機能が働くと全てが十分に露出されるわけではありません。結果的に比較分析しにくい状態になってしまいますね。広告セットを広告の数に合わせて作成するのも一つの方法ですが、その分多大な工数がかかってしまうところが悩みです。

それに対してC2Aでは広告セットの下に新しい仕組みである「アセット」という箱を用意し、その中に「画像」「テキスト」「タイトル」などを一括で入稿し、効果の良い組合せを要素ごとに最適化しながら配信をしていきます。これにより通常配信とは違い、特定の広告に配信が寄ってしまうことはなく、最も効果の良い要素の組合せで配信を進めていくことができ、複数広告を大量設定するよりも効率よく配信することが可能になります。また、要素ごとのレポーティングもSherpaで出力できるため、要素ごとに検証を行った改善や次回キャンペーンへのヒントに繋げることも可能になるのです。

(2) C2Aはクリエイティブを人ごとに最適化して配信

ではC2Aの最適化はどのように行っているのでしょうか?配信のロジックとしては単純に効果がよい要素の露出を増やしていくのではなく、広告に接触するターゲットにとって最も効果が良いと思われる組合せを学習し、その組合せをターゲットごとに最適化して配信をしています。

例えば次のような要素の組合せを「東京在住の18~20歳の女性」に配信した場合は以下のようになります。

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図3 : C2A最適化の仕組み

図3のように18歳、19歳、20歳の女性に対してそれぞれに適した組合せを露出していきます(図ではテキストが見えづらく申し訳ありません)。配信を開始した際にターゲットに対してある程度露出させ、効果をみながら学習をしていき、配信を最適化していく仕組みとなっています。このようにしてターゲット1人ひとりに対して適切な組合せの広告を配信することによってパフォーマンスの維持・改善に繋がります。

いかがでしょうか?これまでのクリエイティブテストにおける問題点を解決するC2Aの機能についてご理解いただけましたでしょうか?

次回はこの機能を実際の企業様にご利用いただき、C2Aを利用した場合としていない場合の効果測定の実施結果、今後のクリエイティブ制作に有効なレポーティング機能についてご紹介いたします。次回も引き続きご覧いただければ幸いです。

なお、C2Aについてご興味・ご関心を持たれましたら、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。

NGとなるFacebook広告画像

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Facebook広告を出稿しようとしたけれど配信設定した広告が「未承認」となってしまったことは、運用担当者であれば一度や二度は経験したことがあるかと思います。

Facebook社では広告ポリシーを定めており、これに違反している広告は承認されず、広告として配信することができません。ポリシー違反が悪質になってきますと広告アカウントの停止、更にはビジネスマネージャの停止といった措置がFacebook社によってなされます。

そもそも広告においては薬事法、景品表示法やその他各業種が定める広告ガイドラインがあり、それに従うことが当然であります。これらを守った上で広告活動をすることが、広告ビジネスさらには全てのビジネスを守ることにつながります。

今回、お話するのはFacebook広告ポリシーの広告画像の一部についてではありますが、その他メディアでも同様ですので改めて自身が出稿されている広告に問題がないか見直すきっかけになれば幸いです。

主な広告画像におけるFacebook広告ポリシー

① 広告には、ロゴとスローガンを含むテキストがスペース全体の20%を超える画像を挿入することはできません。

② 画像に、政治的、性的、その他の微妙な問題を取り上げることはできません。

③ 画像を使用してショックを与えたり、画像を脅し戦略に使用してはなりません。

④ 過度に性的であったり、ヌードを連想させたり、肌や胸の谷間を過度に露出したり、体の一部に不必要にフォーカスしていたりする画像は許可されません。

⑤ 存在しない機能を画像で表現すること、たとえばビデオ機能を思わせる再生ボタンや、押しても画面が閉じない終了ボタンなどを描くことは許可されません。

上記ポリシーは当たり前と言えば当たり前のことばかりで、ユーザに不快感や誤解を与えるような表現はNGになります。

ではそれぞれのポリシーについて承認されない画像例を紹介していきます。

① 広告には、ロゴとスローガンを含むテキストがスペース全体の20%を超える画像を挿入することはできません。

Facebook広告画像の20%ルールとして有名ですね。本ポリシーに従っていない広告画像の場合、広告表示されにくくなります。ほぼ表示されません。そのため弊社では、広告画像に文字(テキスト)をいれないことを推奨しています。

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画像内テキスト評価のページがFacebook社より提供されていますので、こちらで評価をして掲載可否の参考としてください。

② 画像に、政治的、性的、その他の微妙な問題を取り上げることはできません。

以下の画像のような過度に挑発的なまたは性的に刺激的な画像は承認されません。右側の画像は育児関連の商材などで使用してしまう可能性が考えられますが、承認されませんのでご注意ください。

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③ 画像を使用してショックを与えたり、画像を脅し戦略に使用してはなりません。

このような画像を使用する商材は少ないかと思いますが、当然、承認されません。

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④ 過度に性的であったり、ヌードを連想させたり、肌や胸の谷間を過度に露出したり、体の一部に不必要にフォーカスしたりしている画像は許可されません。

美容系、健食系商材でよく利用されがちな広告画像は本ポリシーにより非承認となる場合が多いので、ご注意ください。

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以下のように理想的な体型や身体的な特徴を現した画像も認められていません。

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⑤ 存在しない機能を画像で表現すること、たとえばビデオ機能を思わせる再生ボタンや、押しても画面が閉じない終了ボタンなどを描くことは許可されません。

以下の画像は動画再生ボタンとして一般的に認識されていますが、クリックしても動画再生しない場合、存在しない機能を画像として表現しているため承認されません。

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その他:使用前/使用後の画像を使用した広告は禁止されています。

美容系、建食系、毛髪、ダイエット関連の商材でよく見かける使用前/使用後の広告画像ですが、これは認められていません。

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ご参考になりましたでしょうか?

今回はFacebook、Instagramでのお話を中心にご説明いたしましたが、Twitterまたはその他全てのメディアでもユーザに快適に、継続的に、高頻度で利用してもらうために、広告も重要な役割を担っています。そういった点も認識した上で効果的な広告画像を制作していただければと思います。

Facebookキャンバス広告の作り方・出稿方法のご紹介

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2015年6月にカンヌ映画祭で発表され、昨年1月にローンチされてからよく見かけるようになったキャンバス広告。

ハイブランドや有名企業向けの広告だと思っていませんか?リッチなクリエイティブから敷居が高いイメージを持ちがちですが、とっても簡単に作成ができ、ユーザーの利便性もとても高いフォーマットです。

このブログでも以前紹介していますが、今回は作成の流れについてフォーカスしてご紹介いたします。

今回のご案内がみなさまの広告やオーガニック投稿でご参考になれば幸いです。

まず、キャンバス広告の特長についてまとめてみます。注意事項もあるので、よくご確認ください。

(1)広告をクリックした後の、ビューの読込速度が直 接サイト誘導した場合と比べ10倍も早いので、圧倒的に離脱率が低いです。

(2)キャンバス内で使用可能なフォーマットが多岐に渡るため、簡易LPのようなリッチな見た目になります。

【注意事項】

· 配信が可能なデバイスはスマートフォン・タブレットのみ、PCへの配信はできません。

· 情報量が多く、キャンバス内での滞在時間が長くなるため、サイト誘導数が大きく減少します。

· レポーティング項目が他フォーマットと変わるため、KPIの設定には注意が必要です。

2.キャンバス広告の作り方

では、実際にキャンバス広告を作成する方法についてご紹介いたします。

(1)キャンバス広告の構成

キャンバス広告は、リッチな表現方法を実現するために設定方法も多岐に渡たり、訴求軸に合わせて自由に表現できるようになっています。

複数のフォーマットを組み合わせることにより、簡易LPのようなリッチな見た目になるので、ブランディング目的のみでなく、LPを用意するのが難しい企業様や単発キャンペーンにもおすすめです。

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図1.キャンバス広告の構成例

追加できる機能は以下のとおりです。これらの順番の入れ替えは自由です。

  • ① ヘッダー
  • ② 静止画
  • ③ テキスト
  • ④ カルーセル
  • ⑤ 動画
  • ⑥ ボタン

(2)キャンバス広告の作成方法

さっそく実際の画面のフローと共にキャンバス広告の作成方法をご紹介していきます。

① 広告形式でキャンバスを追加

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② ツアーをスタート

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③ 名前:キャンバス名を追加

④ 設定:キャンバスのイメージカラー

⑤ コンポーネント:ここから順番に希望のフォーマットを選択

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コンポーネント配置の順番を変えたい場合はドラッグ

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⑥ キャンバスを保存して、プレビューで確認

キャンバスの保存を行うと、連携されているスマートフォンにプレビューのお知らせが入ります。

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※作成者のFacebookページにお知らせが飛びます。

⑦ 確認後、問題がなければ終了

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※ 終了すると、その後の変更ができなくなります。

⑧ 完了すると、広告作成ページにてキャンバスにチェックを入れて検索すると、作成済みのキャンバスがでてきます。

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⑨ 最後に、テキスト・見出しを入力して完成

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ちなみにオーガニック投稿から作る際は、こちらの画面からとなります。

① ページトップから、『写真動画をシェア』をクリック-『キャンバスを作成』を選択-+ボタン押下で開始

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(3)クリエイティブハブについて

今回キャンバス広告のお話しをさせていただきましたが、Facebookには他にもたくさんの広告フォーマットがあります。

『実際につくってみたいけど・・・』とお悩みの方もいるのではと思います!そんな時に便利なのがクリエイティブハブです。

作成したモックを保存したり、URLで共有できたりと大変便利なツールです。こちらはまた改めてご紹介できればと思います。

終わりに

今回は細かい設定の条件やスペックではなく、単純な作成から出稿までの流れを書かせていただきました。

流れさえわかれば、あとは創意工夫で素敵なキャンバス広告が作れます!

ぜひ、自社の広告などでお試しいただければと思います。

Facebook・Instagramオーディエンス買付けの最適化

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先日 Facebook マーケティングサイエンスから、Facebook、およびInstagramオーディエンス買付けの最適化に関する記事が投稿されました。
今回そちらの記事を翻訳させて頂きましたので、マーケティング担当者の方々は、ぜひ参考にしてみて下さい。

July 26, 2016

79億ものグローバルモバイルデバイスとその接続で、今や全世界の人口よりも多くのモバイルデバイスが存在します。

私たちの携帯電話はどこにいても人とつながる新しい手段やプラットフォームを創造しています。米国ではモバイルで費やす時間の1/5は家族、友人および世間とつながるために、FacebookやInstagramに費やされています。

このような状況において、マーケティング担当者はチャネルを横断したメディア利用計画の最良策だけでなく、FacebookやInstagram上の人々の関心、要望なども理解したいと考えています。

しかし、クロスプラットフォーム・クロスチャネルキャンペーンの効果測定は容易ではありません。eMarketer社の最近の調査によると、クロスプラットフォームの測定において、35%の広告主は『堅牢な測定技術を使用していない』また、34%は『各チャネルを個別に評価し、チャネル固有のパフォーマンスを元に最適化している』と述べています。

Facebookマーケティング・サイエンスは、特にFacebookとInstagramにおける複数にわたるキャンペーンに対して詳細に測定することにより、広告収入を最大限に活用する方法を理解してもらいたいと考えています。この調査をはじめから読んでいただき、複数プレースメントを横断する広告に対する私たちの分析がマーケティング担当者に対して何を意味するかを論議するホワイトペーパーをダウンロードしてください。

クロスプラットフォームでの価値を高めましょう

以前のマーケティングサイエンスの調査が示すキャンペーンの過程において、成果ごとのコストはオーディエンスの行動や特性によってプラットフォーム間、プラットフォーム内で変化する傾向にあります(ブランド認知度やオンラインコンバージョンのためのモバイルアプリのインストールから)。広告主や広告代理店は、個別にこれらの変更に応じてプラットフォーム間での予算割り当ての対応ができますが、Facebook , Instagram上の有無に関わらず、動的に特定の時点での成果ごとの最低コストを模索できる場合はいつでもFacebookの広告配信システムを活用しています。その結果、複数のプレースメント実行をしている広告は、単一プラットフォームでの広告やプラットフォーム間の予算配分を手動で行う広告より成果ごとのコストがより低いものとなります。このアプローチが付加価値を生み出し、利益を定量化づけることがマーケティングサイエンスチームのゴールとなります。

無作為対照実験(RTC)を用いて私たちの分析官は、異なる側面をもつ10のブランド広告主、CPG(3社)、小売業(2社)、自動車(2社)エンターテイメント(1社)政府系団体(1社)そして慈善団体(1社)(国はブラジル、カナダ、UKとUS)の2015年12月から2016年の6月までの予算やターゲットオーディエンスを調査しました。私たちはこのテストに際してこのようなバリエーションの広告主を意図的に選び、この分析を通してまったく同じメソッドを用いました。各テストではFacebook、Instagramの各キャンペーンでまったく同じ広告クリエイティブを使用しました。私たちは広告インプレッションがFacebook上あるいはInstagram上のいずれになるテストセルとインプレッションがFacebookに独占的に配信されるFacebookだけのテストセルの間で予算とオーディエンスサイズが同じになるよう配分します。

私たちは3つの仮説を調査しました:

1) キャンペーン配信:Facebook単体よりキャンペーン配信が効果的になるようにFacebookとInstagramでオーディエンスを買付け

2) ブランドリフト:Facebook単体よりFacebookとInstagramが高いリフトを生成するようにオーディエンスを買付け

3) コスト効率:コスト効率がFacebookとInstagramで高くなるようにオーディエンスを買付け

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私たちは3つの仮説のうち2つを確認しました。キャンペーン配信に関する仮説について、配置最適化キャンペーンは4.1%多くのリーチを得ており、インプレッションにつき(CPM)5.2%ほど低コストを実現できた結果、リーチ当たり(CPR)のコストは5.8%のコスト低下となりました。

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ブランドリフトに関しては、配置最適化テストセルとFacebook専用テストセルの間で特筆すべき差はありませんでした。しかしそのリフトに関しては同程度でありました(予算が最終的には広範囲に広がったにも関わらず)。

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そしてコスト効率の仮説調査においては、ブランドに対してtop-funnelの広告リコールのような質問からlower-funnelの購入意欲に関する質問まで多岐にわたる質問が見られ、配置最適化テストセルのリフト当たりのコストは平均10-27%低く見られます。さらなる詳細な調査結果はこちらでご覧いただけます full analysis of this research within the white paper.

マーケティング担当者にもたらす意味合い

私たちの調査結果は、広告主がブランドキャンペーンを実施する際、Facebook、Instagramにおいて総合的に計画を持つ必要があることを示しています。10件のブランド調査を通して、配置最適化キャンペーンは一貫して低いコストでより多くの人にリーチし、Facebook単体キャンペーンに匹敵するリフトをもたらし、ブランディングに対してよりよいコスト効率を提供します。今後は私たちのメソッドを複数のアプリ群をまたいだダイレクトレスポンス目的の判断にまで拡張したいと考えています。

マーケティング担当者が Facebook や Instagram 全体のブランドキャンペーンを実施する際は以下の点に留意しましょう。

全体的な成果に照準を当てる:ブランドごとの目標に応じて、マーケティング担当者がプラットフォームをまたいでメディアプランニングにアプローチできるいろいろな方法があります。重要なことは特定のプラットフォーム上での配信保障の代わりに全体的な成果に着目することです。キャンペーンの配信が複数のプラットフォームに均等に配分されるより、主に1つのプラットフォームにおかれることはごく一般的なことです。しかしそれを配置最適化を行わない言い訳にはなりません。

常に大きく: 十分なキャンペーン予算の確保と大きなオーディエンスを確保することを心がけてください。今回の調査結果によると、大きなオーディエンスと予算でFacebookとInstagramにまたがるオーディエンスを買付ることで、より大きな結果がもたらさせることがわかりました。複数の小さいキャンペーンはFacebook単体のキャンペーンより悪くなることはないでしょうが、でもおそらく明確なメリットもないでしょう。

自ら確認:測定は反復の結果とビジネス上の意思決定の評価を提示します。プラットフォーム間での最善のプランを知るためには、マーケット担当者自らがFacebook単体よりもFacebookとInstagramをまたいだメディア買付けを科学的に測定するために無作為対照試験を準備すべきです。

1 出展:“Cisco Visual Networking Index: Global Mobile Data Traffic Forecast Update, 2015–2020 White Paper” Cisco社, 2016年2月

2 出展:ニールセンモバイルネットビュー、2016年3月

3 出展:”Marketers Still Struggle with Cross-Channel Measurement”, eMarketer社, 2015年11月11日

Facebook広告が「インターナショナル類似オーディエンス」を発表! (機能の活用と設定方法を紹介)

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今回の発表について

Facebookの類似オーディエンス(Lookalike audiences)のことは皆さま既にご存知と思いますが、最近Facebookがインターナショナル類似オーディエンス(International Lookalike Audiences)を発表しました。世界中の広告主の多くは、事業を新たな国への展開を期待しますが、多くの場合、自社広告に最適な対象を選別する方法を知りません。試行錯誤に頼るとコストがかかりますし、新しい国や文化に不慣れであり、対象もまったくわからない場合が多く、大きなチャンスを逃すことも多々あります。
今回の機能は、既存顧客にもっとも類似している人々を事業展開する新たな国でも識別することで、新しい市場でのターゲットを容易に見つける手助けになります。この機能は新たな国に対して輸出や広告出向に興味がある広告主を対象としています。

インターナショナル類似オーディエンス機能の概要

広告主はすでに広告実績のある国Aの『Seedオーディエンス』(種となるオーディエンス)を選択します。次に広告主は別の国Bを広告対象国として選択します。するとFacebookはSeedに類似したオーディエンスをB国で生成します。もしあなたが類似オーディエンスを使ったことがあるなら、特に新たに学ぶことはありません。

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設定方法

オーディエンスのページを開きます。左上にある『オーディエンスを作成』をクリックし、ドロップダウンリストから『類似オーディエンス』を選択します。

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既存のオーディエンスからSeedリストを選択して、次に類似オーディエンスを見つけたい国を選びます。そしてサイズを選びます。標準ターゲットはさらにセグメントを使うとこもできます。以下の例では、1%(狭い)の類似オーディエンスを作成するために、シードとして当社のウェブサイトの訪問者を使用しています。

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Facebook広告インターナショナル類似オーディエンス活用方法

当機能は8月中旬までに開放されます。自国以外の国で、ターゲットの見極めに苦労したり、新たな国でグローバルビジネスをもくろむ広告主は、上記のようにリソースを有効に利用でき、現在彼らのブランドとの結びつきが強い人々に近い新たな人々をも魅了することができます。

CRM データベース
ウェブ訪問者
モバイルアプリユーザー
ページファン

◆ 既存の顧客

お得意様、既存会員、高価値の見込み客およびアプリユーザーなどに類似した人々と繋がることが出来ます。メールアドレスリスト、電話番号あるいは顧客IDをインポートし、ターゲットとした国で既存の顧客の類似オーディエンスを作成することが可能です。

◆ サイト訪問者に似た人々

Facebookピクセルからのデータで、自動的に最近閲覧や訪問した人を見つけることができます。海外でもコンバージョンを獲得するため、サイトを訪問した人の類似オーディエンスを活用できます。

◆ モバイルアプリユーザー

FacebookおよびサードパーティのSDKやアプリのイベントを介して、あなたのアプリのコアユーザーやアプリ内科金をしたユーザーと類似した人と繋がることができます。あなたのアプリのインストール率向上のために、類似オーディエンスを使ってそれらに似た人を見つけます。

◆ Facebookページのファン

あなたのページの現有ファンと似た人と繋がることで、外国でもファンベースやコンバージョンを伸ばします。

Facebook広告:コンバージョンウィンドウ(7日)がリリースされました!

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レポートにおけるアトリビューションウィンドウについて

Facebookのコンバージョントラッキングでは、ユーザが広告に対しアクションした後のウェブ上でのコンバージョンもトラッキングしています。レポート上では、「広告の表示後」、または「広告のクリック後」それぞれについて、コンバージョン結果を見ることができます。
Facebookのレポート上では、ユーザの広告に対するアクション後、コンバージョンが発生するまでの期間を、 「1日間」、「7日間」、「28日間」 と分類し、それぞれについてレポートの結果を見ることができるようになっています。この期間のことをFacebookでは「アトリビューションウィンドウ」と呼びます。
例えば「広告のクリック後」でアトリビューションウィンドウを「7日間」と選択したときには、広告をクリックしたユーザが7日以内にコンバージョンをした場合に限り、レポート上で1コンバージョンとしてカウントされることになります。広告をクリック後8日目以降に発生したコンバージョンはカウントされない、ということになります。

Facebook広告マネージャでのアトリビューションウィンドウの設定方法

1. Facebook広告マネージャ上のレポートテーブル右上、列設定用のドロップダウンメニュー(初期表示時に「列: パフォーマンス」と表示されている) から「列をカスタマイズ…」を押す
2. ポップアップ内の右下より「アトリビューションウィンドウを変更」を押す
3. 下記の吹き出しが表示され、アトリビューションウィンドウの設定画面が表示される

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コンバージョンウィンドウについて

ここまでお話しした「アトリビューションウィンドウ」はレポーティングに関連した話ですが、今回のトピックである「コンバージョンウィンドウ」とは、広告配信 (コンバージョン目的のキャンペーン配信) の最適化に関連しています。
コンバージョンウィンドウとは、ユーザが広告にアクションしてからコンバージョンするまでの期間を指し、Facebookが広告配信の最適化をする際、最適化対象のユーザ属性として用いられることになります。

今回のFacebookからのリリースについて

今回のリリースは、コンバージョン最適化配信において、従来 (1日) より長いコンバージョンウィンドウ(7日)を選択・設定可能とするものです。特に検討期間が長い商材やサービスなどのように、コンバージョンするまでの期間が長いキャンペーンに対し、コンバージョン単価の改善等の効果が期待できます。
尚、今回のリリース後も、デフォルトのコンバージョンウィンドウサイズは1日のまま、コンバージョンウィンドウサイズの選択肢に新たに7日の選択肢が追加されることになります。

Facebook広告設定ツールにおけるコンバージョンウィンドウ (7日) の設定方法

広告マネージャまたはパワーエディタからコンバージョンウィンドウの設定ができます。

・広告マネージャ

広告マネージャでの設定はキャンペーン作成時に「広告セット」 レベルでの設定画面内にて可能です。下記のように、「予算と掲載期間」というセクションの「広告配信の最適化対象」で「コンバージョンウィンドウ」を設定できます。

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・ パワーエディタ

パワーエディタでも同様に、「広告セット」作成をする際、「最適化と価格設定」にて設定可能です。

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Facebook広告運用における活用について

これまでは広告主様は1日以内のコンバージョンのみを広告配信の最適化対象として利用できましたが、今回のリリースにより、広告主様はご自身のビジネスの特徴・目的に応じ、広告のコンバージョンウィンドウを設定できるようになりました。今回のリリースの活用における代表的な例は以下のようになります。

  • 高価格商品を取り扱うECサイト:検討期間の長い商材を扱うユーザが多いECサイト様は「7日間」の選択肢により、より実体に近いコンバージョンを元に最適化を行うことができます。
  • コンバージョンが少ないキャンペーンの最適化に:Facebook広告配信の最適化にあたり、広告セット当たり最低でも15-25コンバージョン/週のデータが必要とされます。コンバージョンウィンドウが「1日間」では必要なコンバージョンの件数で蓄積できていない場合、「7日間」の設定により、十分なコンバージョンが蓄積され、配信最適化が改善される可能性があります。
  • 旅行系ECサイト:旅行への興味→検討→購入のプロセスは一日以上を必要とするお客様も多い可能性があります。この場合、コンバージョンウィンドウを「7日間」に設定することで、より多くのコンバージョンを元とした最適化が可能になります。
  • セールキャンペーン等、キャンペーンの特徴を活かして:在庫の多い商品等のセールキャンペーンでは、逆にコンバージョンウィンドウを「1日」とし、最適化配信をすることで在庫を減らすことが期待できます。

コンバージョンウィンドウの設定値について

コンバージョンウィンドウは広告主様がご自身のビジネスの特徴に応じて、活用されるとよいでしょう。1日以内に発生しているコンバージョン(広告クリックからコンバージョンまでの期間が1日以内との意味です) が多いキャンペーンにおいては、コンバージョンウィンドウを1日間に。コンバージョンの多くが広告クリック後1日経過後に発生している場合は、より多くのコンバージョンを効率的に獲得できるよう、7日間を選択するとよいでしょう。
ただし、ここで注意ですが、単にコンバージョンの件数で決めることが常に正しくはない可能性があるということです。更に行動ベースでのセグメンテーションなど、全体的なビジネスへの影響を考えた方がよいケースもあるでしょう。
例えば、1日以内のコンバージョンと7日以内のコンバージョンのユーザについて、下記のような結果が出た場合を考えてみましょう。

コンバージョン種類 件数 平均CPA 平均購入単価
1日以内 300 6,000円 12,000円
7日以内 200 8,000円 25,000円

コンバージョンの件数とCPA(※2)だけを見ると、コンバージョンウィンドウとして「1日間」を選択するのが良さそうに見えますが、平均購入単価まで見ると、7日以内にコンバージョンしているユーザはCPAがやや高めながらも、高い購入単価となっています。このような場合はROAS(※2)を考慮するとコンバージョンウィンドウを「7日間」とすることで、より高い広告効果を期待できることになります。

※1:Cost Per Acquisition(1コンバージョンあたりのコスト)
※2:Return on Advertising Cost(広告費用対効果)

facebook ピクセルの「アドバンスト・マッチング」機能が発表!

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「アドバンスト・マッチング」の概要

2016年5月31日より、Facebookピクセルにおける新たな機能として「アドバンスト・マッチング」機能が発表されました。「アドバンスト・マッチング」により、トラッキング精度向上のため、Facebookピクセルを通じ、Facebook側に以下の情報を送信できるようになりました。

– メール
– 電話番号- 苗字
– 名前
– 住んでいる町
– 州
– 郵便番号
– 国名
– 性別
– 生年月日

ユーザがブラウザ上でFacebookにログインしていない場合には、上記の情報を元にFacebook側でFacebookユーザとのマッチング処理 (=広告主様のサイト上のユーザとFacebookユーザの紐付け処理) を行います。これにより、広告主様のサイト上でFacebookユーザとして認識されるユーザが増加し、コンバージョントラッキングの正確性の向上や、リマーケティングオーディエンスの増加が期待できます。「アドバンスト・マッチング」機能を利用するには、従来のFacebookピクセルの導入時に、広告主様側での追加の設定が必要になります。

アドバンスト・マッチングからのメリット

アドバンスト・マッチングでは、広告主様のユーザがチェックアウトやログイン、またサイトへの登録時に入力した情報を使うことができます。この情報を元に、Facebookは広告主様のユーザとFacebookユーザとマッチングさせることができます。このように、アドバンスト・マッチングにより、ブラウザ上でFacebookにログインしていないユーザについても、広告主様のサイトへの訪問・サイト上でのコンバージョン等のトラッキングが可能になります。

トラッキングされたコンバージョンの増加

FacebookユーザーがFacebookにログインしていないブラウザのものを含む、Facebookの広告がもたらすすべてのコンバージョンをキャプチャ できるようになります。つまりアトリビューションでこれまでFacebook広告の効果として把握出来ていなかったコンバージョンは正確にアサインされるようになり、結果的にFacebook広告がもたらしたコンバージョンが増加されます。

Facebook広告の最適化機能対応を改善

増えたコンバージョンにより、Facebookの最適化アルゴリズムはより楽に学習でき、コンバージョンを行う可能性が高いユーザーを目指して広告配信していきます。

リーチを拡大

ウェブサイト上のイベントを増加することにより、ウェブサイトのカスタムオーディエンスまたはダイナミック広告(従来DPA)( https://www.facebook.com/business/help/1598907360340114 )からのリーチは拡大されます。

設定方法

以前にもFacebookピクセルの設定 について記事で細かい説明がありましたが、今回は「アドバンスト・マッチング」の設定ガイドを紹介したいと思います。まず、従来のFacebookピクセルコードは次のようになります。このコードにより、Facebookにログイン済みのユーザの広告主様のサイト訪問をトラッキングできます。

<!-- Facebook Pixel Code -->
  <script>
  !function(f,b,e,v,n,t,s){if(f.fbq)return;n=f.fbq=function(){n.callMethod?
  n.callMethod.apply(n,arguments):n.queue.push(arguments)};if(!f._fbq)f._fbq=n;
  n.push=n;n.loaded=!0;n.version='2.0';n.queue=[];t=b.createElement(e);t.async=!0;
  t.src=v;s=b.getElementsByTagName(e)[0];s.parentNode.insertBefore(t,s)}(window,
  document,'script','https://connect.facebook.net/en_US/fbevents.js');

  fbq('init', '<FB_PIXEL_ID>');
  fbq('track', "PageView");</script>
  <noscript><img height="1" width="1" style="display:none"
  src="https://www.facebook.com/tr?id=555626027913986&ev=PageView&noscript=1"
  /></noscript>
  <!-- End Facebook Pixel Code -->

上記のコードにある
fbq(‘init’, ‘&lt;FB_PIXEL_ID&gt;’);
init‘ファンクションにデータをパスします。下記に変更されたコードを確認ください。
‘{{_email_}}’」、「‘{{p_hone_number_}}’」、「‘{{_first_name_}}’」等のFacebookに送信するフィールドは、広告主様のサイト上で保有されているユーザの情報に応じて動的に変更する必要があります。このため、実装には広告主様のIT部門の協力が必要かもしれません。
Facebook側では送信された情報を元にマッチング処理を行い、送信されたユーザとFacebookユーザを紐づけます。これにより、Facebookログインをしていないユーザの広告主様のサイト上での行動をトラッキングすることが可能になります。

<!-- Facebook Pixel Code -->
  <script>
  !function(f,b,e,v,n,t,s){if(f.fbq)return;n=f.fbq=function(){n.callMethod?
  n.callMethod.apply(n,arguments):n.queue.push(arguments)};if(!f._fbq)f._fbq=n;
  n.push=n;n.loaded=!0;n.version='2.0';n.queue=[];t=b.createElement(e);t.async=!0;
  t.src=v;s=b.getElementsByTagName(e)[0];s.parentNode.insertBefore(t,s)}(window,
  document,'script','https://connect.facebook.net/en_US/fbevents.js');

  fbq('init', '<FB_PIXEL_ID>', { 
    em: '{{_email_}}', //メールアドレス
      ph: '{{p_hone_number_}}', //電話番号
      fn: '{{_first_name_}}'// 名前
      ....
  }) // データはFacebookに送信される前に、ブラウザ側で暗号化(sha256ハッシュ化) されます。

  fbq('track', "PageView");
  </script>
  <noscript><img height="1" width="1" style="display:none"
  src="https://www.facebook.com/tr?id=555626027913986&ev=PageView&noscript=1"
  /></noscript>
  <!-- End Facebook Pixel Code -->

個人情報のFacebook側での扱いについて

Facebookピクセルコード内で設定できるユーザのデータは、クリアテキストまたはデータをSHA-256 (https://ja.wikipedia.org/wiki/Secure_Hash_Algorithm)ハッシュ化したもの、いずれかが可能です。クリアテキストデータが設定された場合は、Facebookピクセルコードは、Facebookサーバにデータを送信する前にユーザのブラウザ上でハッシュ化します。これにより、全てのデータはハッシュ化された状態でFacebookサーバに送信されることになります。Facebookではハッシュ化された値を元にユーザのマッチング処理を行います。また、Facebookではマッチング処理が完了すると、完了後48時間以内に全てのハッシュデータを削除し、送信されたいかなる個人情報データの収集・保存はしません。

まとめ

今回の「アドバンスト・マッチング」の発表から最も重要なポイントは、Facebookにログインをしていない状態のFacebookユーザの行動までキャプチャが可能になることです。
これによる広告主様の期待できる主なメリットは、コンバージョントラッキング精度の向上によるROASの改善、また、Facebook広告配信の最適化アルゴリズムの向上によるパフォーマンスの改善になります。
設定には多少の技術的な施策が要求されるので、ハードルはやや高めですが、そのメリットを考えると実装の価値がありそうです。

Facebook広告の 20% ルールが変更されました!

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Facebook広告の20%とは

数多く存在する Facebook 広告の審査ルールの中でも、もっとも知られているのが 20% ルールかと思います。
このルールは「広告画像内(面積全体)で、テキスト部分が20%を超えてはいけない」というもので「ネイティブコンテンツ(1コンテンツ)」としての広告表示を推奨しているため、設けられたものとなります。

(以下、NG例)

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テキスト量が 20% を超過しているどうかは、Facebookが提供している下記のグリッドツールで確認が出来ます。
グリッドツール:https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay

今回の変更について

Facebookは「広告主の皆様にビジネス目標を効果的に達成していただくと同時に、消費者にも楽しい広告体験を提供したいと考えています。画像内の テキストか多くなりすぎないよう制限するため、何年も前からテキストポリシー を適用しているのはそのためです」と述べています。以前はテキストが画像領域の20%に達すると、Facebook、Instagram、オーディエンスネットワークへ の掲載が承認されませんでした。しかし、広告主はキャンペーン準備完了直前までテキストのポリシーを超えてしまっていることに気付かないことがあり、広告イメージ内のテキスト量によっては広告が多くの(あるいはまったく)人にリーチしない、という結果を招きがちでした。
そうした背景により、今後は広告を提出する前の段階で、テキストの影響を予測した事前通知が届くようになりました。これにより、広告の制作中に「テキストが配信にどう影響するか」をリアルタイムで確認することが可能になります。

通知例ですが、具体的には以下の4つのカテゴリーがあります。

OK
少ない
中程度
多い

それぞれ、広告画像が含まれるカテゴリーに対して
以下のアラートが表示されます。

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画像のテキスト: OK
広告画像内にテキストかほとんど
(またはまったく)含まれていません。ロゴのみが含まれます。

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画像のテキスト: 少ない リーチか減る
広告画像内のテキストが多すぎるため、リーチが減る可能性があります。
Facebook は広告画像にテキストをほとんど(または全く)含まないことを推奨していますので
確定前に、別画像への変更を検討されることをお勧めします。

20160224_005

画像のテキスト:中程度 リーチがかなり減る
広告画像内のテキストが多すぎるため、リーチが減る可能性があります。
Facebook は広告画像にテキストをほとんど(または全く)含まないことを推奨していますので
確定前に、別画像への変更を検討されることをお勧めします。

20160224_006

画像のテキスト: 多い 画像内のテキストが多すきる
広告画像内のテキストが多すぎるため、リーチが減る可能性があります。
Facebook は広告画像にテキストをほとんど(または全く)含まないことを推奨していますので
例外として認められていない場合は、注文の確認前に画像を変更してください。

広告素材のテキストに関するベストプラクティスも これまでと同じ

Facebook広告に含めるテキストに関しても、これまでと同じベストプラクティスに従って 配置する必要があります。
※ ただし、製品のスクリーンショットやパッケージなどは、これまでどおり例外として認められます。

例外-配信に影響しないテキストの例

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注: 製品画像のロゴ部分をアップにすることは認められません。
必ず製品全体か表示されている画像を使用してください。
広告画像に以下か含まれていると、テキストと見なされます。

ロゴ
テキストベースのロゴは、サイズや配置に関係なく全てテキストと見なされます

透かし
透かしは、必す必要な場合やフラントガイトラインに従っている場合てもテキストと見なされます

数字
全ての数字はテキストと見なされます

まとめ

今回のアップデートでは(Facebookから認められている、広告画像内の)テキスト量はこれまでとほぼ変わりませんでした。
※ ただ、画像内のテキスト量か多い広告は、あまり(またはまったく)配信されなくなります。

重要なポイントは 20% ルールは柔軟になり、作り手の工夫次第でより自由にクリエイティブを作成できるようになったということです。もちろん、テキストのない広告画像の使用が理想的ですが、必用に駆られた場合に(リーチが下がるの可能性のリスクを取りながら)広告配信を停止することなく、テキスト量を多少増やすことも可能かと思います。

ただ、仮に画像内のテキスト量を 25% (または 30% )まで増やした際、それぞれにどういった影響を期待すればいいかといった点については、漠然としています。テキスト無しの広告画像が Facebook で優遇されることは明らかですので、従来のベストプラクティスに従った広告画像を使うことが最も安定、かつ良いパフォーマンス(テキスト量が多い画像と比較した場合)に繋がることでしょう。