「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」機能で追加されたPrefill(プレフィル)機能とそれを使う際の3つの条件
◆「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」機能で追加されたPrefill(プレフィル)機能とは
カスタムオーディエンス機能を日頃めちゃくちゃ使ってらっしゃる皆様、特に「ウェブサイトカスタムオーディエンス」を利用している方に朗報です。
今まではリマーケティングピクセルをサイト側に埋め込んだ後、Facebookのオーディエンス管理画面でURLルールを登録した後からオーディエンスをマークして溜めていく仕組みでした。
つまり、一定期間、マーク数を蓄積する期間が必要となりすぐに広告配信オーディエンスとして利用できませんでした。
しかし、つい最近使えるようになった「過去のウェブサイトトラフィックも含む」(Prefill(プレフィル)機能)というオプションはご存知でしょうか?
仕組みを知っておくとかなり便利なので今回はこのオプションについて解説しようと思います。
ということで、早速ですが、まず「https://www.facebook.com/ads/manage/home/」にアクセスして広告マネージャに行き、左ナビゲーションの「オーディエンス」をクリックしてオーディエンス一覧を開きましょう。
そして、「カスタムオーディエンスの作成」→「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」を選択して、以下の画面を確認してみてください。
一番下の部分に「過去のウェブサイトトラフィックも含む」というチェックボックスが確認出来ると思います。
※ 8月現在、徐々にロールアウトされているため、このオプションが表示されていない可能性もあります。その場合はロールアウトされて表示されるのを待つしかありませんのでご了承ください!
◆ Prefill(プレフィル)機能とそれを使う際の3つの条件
恐らく、デフォルトでチェックが入るようになっているので、もしかすると知らないうちに使ってる方もいるかもしれません。
このオプション、ちゃんと使えば前述の「マーク数を溜まるまで待つ」といったことをしなくても良くなります!
簡単に言うと
Prefill(プレフィル)機能で、リマーケティングピクセルが埋め込まれているサイトもしくはそのサイトの特定のページ(URL)に訪問してきたユーザを“過去30日遡って”カスタムオーディエンス化出来る
という機能です。
どういった仕組みで上記のようなことが実現されているかは明記されていませんが(何となくわかりますがw)、この機能を有効に利用するにあたっては以下3つの条件と制限があります。
- リマーケティングピクセルが埋め込まれて30日以上経過していること
→30日未満でも利用可能だが、その経過期間のオーディエンスサイズとなる。
- 既存のページ(URL)であること
→新規ページ(URL)の場合は、そのページを作成したタイミングからオーディエンス蓄積を始めるため。
- オーディエンス数が確定するには、ルール登録後、そのルールにも依るが、おおよそ4〜5時間程度必要
→「すぐに広告配信に使える」といっても少し待ちましょう。。。念のため1日程度待つことをお勧めします。
今まで説明してきたこの「過去のウェブサイトトラフィックも含む」(Prefill(プレフィル)機能)を使えば効率的にオーディエンスを構築でき、より効果的に広告配信も可能なのでどしどし使ってみてください〜
ちなみに、トーチライトがFacebook広告運用で利用している運用管理ツール
トーチライトの Facebook広告運用ツール「Sherpa(シェルパ)」 ももちろんこの機能が利用出来ますので、どしどしご要望・ご相談くださいませ〜